2025年ISPSハンダ・スコットランド女子オープン(ISPS HANDA Women’s Scottish Open)の開催地は、スコットランド・エアシャーの名門コース「ダンドナルドリンクス(Dundonald Links)」です。
全長6538ヤードのモダンなレイアウトを活かしたレイアウトです。
本記事では、ダンドナルドリンクスの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
スコットランド・エアシャーの海岸沿いに広がる「ダンドナルドリンクス(Dundonald Links)」は、1911年に開場した歴史あるリンクスコースで、これまでに多くの大会を開催してきました。伝統と現代が融合した設計が特徴で、西海岸を代表するゴルフ拠点の一つとなっています。
1883年の全英オープン覇者ウィリー・ファーニーによって設計され、1911年に開場したこのコースは、2003年にカイル・フィリップスの手によって再設計されました。伝統的なリンクスとは一線を画す、モダンなレイアウトを活かした世界的なコースへと生まれ変わっています。
ダンドナルドリンクスは、これまでに男子・女子のスコットランドオープンが開催されてきた実績あるリンクスコースです。2022年からは再びスコットランド女子オープンの舞台となっており、今後も欧州ツアーの主要会場としての活躍が期待されています。
コースデータ
- 所在地:スコットランド・エアシャー
- 設立:1883年
- 全長:6538ヤード
- パー:72
【基本セッティング】
Hole | Yardage | Par |
1 | ||
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3 | ||
4 | ||
5 | ||
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8 | ||
9 | ||
OUT | ||
10 | ||
11 | ||
12 | ||
13 | ||
14 | ||
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16 | ||
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18 | ||
IN | ||
Total | 6538 | 72 |
※2025年 HOLE LOCATIONS
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが鍵
2番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:緩やかな右ドッグレッグ
3番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:右から左へと縦断するクリーク
4番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:向かい風の影響を受ける
5番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:緩やかな左ドッグレッグ
6番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:トリッキーなショート
7番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:大きな左ドッグレッグ
8番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが鍵
9番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーン手前のクリークと2つのポットバンカー
10番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが鍵
11番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:グリーン周りの深いポットバンカーと急傾斜
12番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーン右サイドに並ぶ3つのポットバンカー
13番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:難関グリーン
14番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:緩やかな右ドッグレッグ
15番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:3
- 特徴:小さいグリーン
16番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:最難関ホール
17番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:4
- 特徴:ティーショットが鍵
18番ホール:
- 距離:ヤード
- パー:5
- 特徴:コース最長の最終ホール
芝の種類
フェアウェイ:
- ポアナ
- ベント
ラフ:
- ライ
- ネイティブ
- ゴース・ブッシュ
グリーン:
- ポアナ
- ベント
- フェスキュー
コース攻略のポイント
ダンドナルドリンクスは、伝統的リンクスの風合いを残しつつ、戦略性を兼ね備えた18ホール。複雑な起伏のあるフェアウェイと深いラフ、アンジュレーションのあるグリーン、低木の茂みと深いポットバンカー、海からの重たい風と言ったリンクス特有のコースとなっています。
特に後半のホールには、リスク&リターンのパー5や海風を受けるパー3、視覚的にプレッシャーを与えるレイアウトも多く、戦略性に必要な正確なショットとパッティングに加え、多彩なアプローチ技術も要求される設計となっています。
全体として「風・地形・戦略性」の三要素が絶妙に融合した現代リンクスの名コースです。
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