PGA米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド」2020-2021シーズンのテレビ放送予定と試合結果 松山英樹のタイトル獲得に期待!

ZOZOチャンピオンシップ PGAツアー
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2020年10月22日(木)~10月25日(日)にかけてアメリカ・カリフォルニア州サウザンドオークスにあるシャーウッド・カントリークラブ(Sherwood Country Club)で開催される2020-2021シーズン第7戦「ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド(ZOZO CHAMPIONSHIP @ SHERWOOD)」の大会概要、大会日程(スケジュール)、出場選手一覧、テレビ放送予定を紹介します。

日本からは松山英樹、石川遼、今平周吾、星野陸也、小平智、堀川未来夢、関藤直熙、金谷拓実の8名が出場。

(2020.10.26)
パトリック・キャントレーが逆転でPGAツアー3勝目を飾った。松山英樹は、28位タイで大会を終えた。

(2020.10.25)
大会3日目の上位と日本人選手の結果と大会最終日の組み合わせを掲載

(2020.10.24)
大会2日目の上位と日本人選手の結果と大会3日目の組み合わせを掲載

(2020.10.23)
大会1日目の上位と日本人選手の結果と大会2日目の組み合わせを掲載

(2020.10.19)
2020年10月19日時点の出場予定選手をPDFにて掲載しました。

(2020.10.5)
【BS放送】NHK BS1の放送予定を掲載しました。
 
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ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド

2019-2020シーズンからスタートした世界最高峰PGAツアーとJGTOとの共催大会であり、78名による予選カットなしの4日間トーナメントとなります。日本初開催で大いに盛り上がった第1回大会だったが、2020-2021シーズンに行われる第2回大会は、新型コロナウイルスの影響によりアメリカ本土での開催となります。ビッグマネーとマスターズ・トーナメントを3週後に控え、世界ランキングトップランカーが続々出場を表明し、タイガー・ウッズの大会連覇及び歴代1位となる83勝目がかかるなど話題も豊富な大会になるでしょう。

日本からは2019-2020シーズン第1回大会2位の松山英樹、石川遼、今平周吾、星野陸也、小平智、堀川未来夢、金谷拓実、関藤直熙の8名が出場となっています。シャーウッド・カントリークラブで6勝と相性の良いコースでプレーヤーとしてファイナルステージを迎えたタイガー・ウッズが新たな歴史を刻むのか、日本人選手の活躍とともに楽しみな4日間となるでしょう。

 

【日本人出場選手】
PGA米国男子ツアー:松山英樹、小平智
JGTO国内男子ツアー:石川遼、今平周吾、星野陸也、堀川未来夢、金谷拓実、関藤直熙
 
【主なPGAツアー選手】
ディフェンディングチャンピオン:タイガー・ウッズ
ジョン・ラーム(初)、フィル・ミケルソン(初)
ロリー・マキロイ、ジャスティン・ローズ、リッキー・ファウラー、ジョーダン・スピース、トミー・フリートウッド
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ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド 開催会場

【アメリカ・カリフォルニア州サウザンドオークス】
シャーウッド・カントリークラブ(Sherwood Country Club)
(Yardage: 7,073 Par: 72)

カリフォルニア州サウザンドオークスにある「シャーウッド・カントリークラブ」は、ロサンゼルスの中心部から西に約70km、車で約46分、サンタモニカ山脈の麓にあります。過去にはPGAツアー非公認ながらワールドチャレンジやQBEシュートアウトなどが開催され、景観も素晴らしい丘陵コースとなっています。コースの特徴は、全長は短く、高低差を活かした設計となっており、狭くアンジュレーションがあり、ストリーム(小川)が横切るフェアウェイと小さく縦長で奥行きとアンジュレーションがあるグリーンのほとんどが2段、3段のグリーンとなっています。特にフロントナインの5番は距離のある左ドッグレッグで難しく、6番、7番、バックナインの11番、12番、13番、18番はバックナインは12番、特に終盤の16番、17番、18番はストリーム(小川)と池が絡むホールとなっています。ショットメーカーが得意とするコースなだけにティーショットの出来がカギとなるでしょう。また、日本人には向いているコースといえるでしょう。

ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド スケジュール

2020年10月22日(木)~10月25日(日)
【予選カットなし】

10月22日(木) 大会1日目 
10月23日(金) 大会2日目 
10月24日(土) 大会3日目 
10月25日(日) 大会最終日 

ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド 賞金

【賞金総額】

 $8,000,000

【優勝賞金 】

 $1,755,000(2019-2020シーズン)

 

出場選手一覧

2020年10月19日時点でエントリーした78名の出場予定選手はPDFをご覧ください。


注目選手

※選手情報及び世界ランキングは2020年10月18日時点

ジョン・ラーム(Jon Rahm)
世界ランキング 2位
国籍:スペイン
生年月日:1994年11月10日(25歳)
身長:188.0cm
体重:99.8kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

恵まれた体格とパワーでコンパクトなスウィングながら平均300ヤードの飛距離を飛ばす。安定した成績で常に上位に顔を出しでいる。メンタル面も充実し、世界ランキング1位も獲得した。前週に続き初出場となる今大会も世界ランキング最上位として優勝の期待がかかる。パワーランキングは8位。

ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)
世界ランキング 3位
国籍:アメリカ
生年月日:1993年4月29日(27歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg

① PGAツアー:13勝

② メジャー・トーナメント:1勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:1勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

2017年、松山英樹との優勝争いを制し全米プロゴルフ選手権初優勝、メジャー初タイトルを獲得した。4日間の中でビッグスコアを出せる爆発力に加え、近年は4日間の安定性も出てきている。今大会は初出場となるが、前週も連覇はならなかったが12位タイに入り調子は悪くない。パワーランキングは4位。

ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
世界ランキング 5位
国籍:北アイルランド
生年月日:1989年5月4日(31歳)
身長:177.8cm
体重:72.6kg

① PGAツアー:18勝

② メジャー・トーナメント:4勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:1勝
 ・全英オープン:1勝
 ・全米プロゴルフ選手権:2勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2016,2019)

PGAツアーの選手としては小柄ながら抜群の飛距離と見惚れるほどの素晴しいスウィングで観客を魅了します。2018-2019シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップの覇者で年間王者に輝いています。2019-2020シーズンは序盤こそゴルフの状態は良かったものの、中断明けの後半戦は、本来の調子を取り戻すことなくシーズンを終えた。2020-2021シーズン自身の開幕戦となる全米オープンでもいまいち調子が上がっていなかった。今大会は第1回大会に続き2年連続での出場となる。パワーランキングは6位。

松山 英樹(Hideki Matsuyama)
世界ランキング 19位
国籍:日本(愛媛県)
生年月日:1992年2月25日(28歳)
身長:180.3cm
体重:89.8kg

① PGAツアー:5勝

② メジャー・トーナメント:0勝
 ・マスターズ:0勝
 ・全米オープン:0勝
 ・全英オープン:0勝
 ・全米プロゴルフ選手権:0勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:0回

日本人最高のプレーヤーとしてPGAツアーで8年目のシーズンを迎える。抜群の精度を誇るアイアンショットは健在でツアー屈指の実力を誇る。2019-2020シーズンから続いたショット・パッティングの不調も終盤の全米プロゴルフ選手権からプレーオフシリーズにかけてようやく抜け出しつつあるのが好材料。全米オープンでも優勝争いに絡むなど状態は良くなってきている。2019年大会は2位に入った相性の良い大会であり、コースもショットメーカーの松山英樹に合っていてチャンスは大きいと思います。ワーランキングは15位以下。

タイガー・ウッズ(Tiger Woods)
世界ランキング 28位
国籍:アメリカ
生年月日:1975年12月30日(44歳)
身長:185.4cm
体重:83.9kg

① PGAツアー:82勝

② メジャー・トーナメント:15勝
 ・マスターズ:5勝
 ・全米オープン:3勝
 ・全英オープン:3勝
 ・全米プロゴルフ選手権:4勝

③ FEDEXCUP CHAMPION:2回(2007,2009)

ゴルフ界のスーパースター。実績は出場選手中No.1であり、すべてのプロゴルファー憧れの存在です。技術、メンタルすべてにおいて最高の選手です。最終日のウェアが最高です!(赤のシャツに黒のパンツ)飛距離において他を圧倒する程の存在ではなくなったものの正確なショット、パッティングは以前として素晴らしく何といってもファンを魅力するカリスマ性は健在である。年齢と若手の台頭により、タイトル獲得には厳しさもある中、どの様なプレーを見せてくれるか楽しみです。ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会は、慣れ親しんだコース「シャーウッド・カントリークラブ」が舞台となるため、歴代最多83勝の期待が大きい。

ドライビングレンジでターフを取らないスウィングは見応え十分です。

 
最新の世界ランキングはこちらをご覧ください!

ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッドのテレビ放送

【BS放送】NHK BS1で4日間の全ラウンドライブ放送!!
【CS放送】ゴルフネットワークが全ラウンド生中継!!
【BS放送】BS朝日でハイライト放送

【BS放送】NHK BS1

4日間生中継

10月23日(金) 第1日

  • 6:00~7:49 (101ch)
  • 7:49~9:00 (SUB102ch)
    ※延長あり

10月24日(土) 第2日

  • 6:00~8:00 (101ch)
  • 8:00~9:00 (SUB102ch)
    ※延長あり

10月25日(日) 第3日

  • 6:00~8:50 (101ch)
  • 8:50~9:00 (SUB102ch)
    ※延長あり

10月26日(月) 第4日(最終日)

  • 6:00~8:49 (101ch)
  • 8:49~9:00 (SUB102ch)
    ※延長あり
【CS放送】ゴルフネットワーク 

全ラウンド生中継!!  ※日本時間

10月21日() 練習ラウンド

  • 1:00~3:00(前半)
  • 3:00~5:00(後半)

10月23日() 第1日 

  • 5:00~9:00

10月24日() 第2日

  • 5:00~9:00

10月25日(日) 第3日

  • 4:00~9:15
    ※延長あり

10月26日(月) 第4日(最終日)

  • 4:00~9:15
    ※延長あり
【BS放送】BS朝日

2時間ハイライトで放送

10月26日(月) ハイライト

  • 18:00~19:54

ZOZOチャンピオンシップ @ シャーウッド 試合結果

(Yardage: 7,073 Par: 72)

大会1日目
天候:くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
 09:50(01:50) M.ヒューズ、C.オルティス、金谷拓実
 11:29(03:29) T.ハットン、V.ホブランド、小平智
 11:40(03:40) C.モリカワ、J.トーマス、P.リード
 11:51(03:51) W.シンプソン、R.マキロイ、F.ミケルソン
 12:02(04:02) A.ハドウィン、T.グーチ、堀川未来夢
10番ホールスタート
 09:50(01:50) B.ハーマン、チャン・キム、関藤直熙
 10:23(02:23) K.キスナー、J.スピース、今平周吾
 10:34(02:34) J.ラーム、J.ローズ、松山英樹 
 10:45(02:45) T.ウッズ、M.ウルフ、X.シャウフェレ
 10:56(02:56) A.ノレン、S.シェフラー、石川遼 
 11:07(03:07) A.アンサー、T.ホージ、星野陸也 

※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月22日(木)の8:00だと日本時間10月23日(金)の0:00あたり、現地時間10月22日(木)の13:00だと日本時間10月23日(金)の5:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ZOZOチャンピオンシップ 組み合わせ
大会1日目
首位 フアン・セバスチャン・ムニョス -8 64
2T ティレル・ハットン -7 65
  ジャスティン・トーマス -7 65
4T ブライアン・ハーマン -6 66
  ラント・グリフィン -6 66
  ケビン・キスナー -6 66
  ハリス・イングリッシュ -6 66
  ディラン・フリテッリ -6 66
9T マッケンジー・ヒューズ -5 67
  パトリック・キャントレー -5 67
  キャメロン・スミス -5 67
  ジャスティン・ローズ -5 67
  アレックス・ノレン -5 67
  スコッティ・シェフラー -5 67
  エイブラハム・アンサー -5 67
  マーク・ハバード -5 67

T.ウッズ: (+4) 75位タイ 2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(76)
星野陸也: (-4) 17位タイ 1イーグル、4バーディ、2ボギー(68)
小平智:  (-4) 17位タイ 7バーディ、3ボギー(68)
金谷拓実: (-2) 39位タイ 4バーディ、2ボギー(70)
松山英樹: (-2) 39位タイ 5バーディ、3ボギー(70)
関藤直熙: (-1) 51位タイ 5バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(71)
石川遼:    (+1) 64位タイ 2バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(73)
堀川未来夢:(+2) 69位タイ 4バーディ、6ボギー(74)
今平周吾: (+3) 73位タイ 1バーディ、4ボギー(75)

2020-2021シーズンはアメリカ本土での開催となり、世界ランキング上位ランカーが多数出場して強力なフィールドとなった第2回ZOZOチャンピオンシップ。風もなく穏やかな天候の中でスタートした大会1日目は、各選手がスコアを伸ばす試合展開となる。そんな中単独トップに立ったのはコロンビアのフアン・セバスチャン・ムニョス。イーグルあり、ダブルボギーありとアップダウンがありながらも前週9位からショット・パッティングの好調を維持し、2イーグル、8バーディ、2ボギー、1ダブルボギー(64)の通算8アンダーでホールアウトした。1打差の2位タイには2週前のヨーロッパツアーで優勝、前週は最後まで優勝争いを演じるなど好調なティレル・ハットンとバックナインで1イーグル、5バーディ(29)をマークしたジャスティン・トーマスが通算7アンダーでつけた。日本勢では、安定したプレーを見せた星野陸也と終盤ショットに苦労しながらも久々に良い結果が出た小平智が4打差の17位タイ、ショット・パッティング共に状態が良くなってきている松山英樹と金谷拓実が通算2アンダー39位タイ、アジアツアーでも活躍している関藤直熙が1アンダー51位タイとアンダーパーで初日を終える中、石川遼が1オーバー64位タイ、堀川未来夢が2オーバー69位タイ、今平周吾が3オーバー73位タイと大きく出遅れた。ディフェンディングチャンピオンのタイガー・ウッズは相性の良いコースとは言えど、全米オープン以来となる試合と言うことで調整不足が露呈し、通算4オーバー75位タイと大きく出遅れ、連覇は非常に厳しい状況でのスタートとなった。

 

大会2日目
天候:くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
 09:50(01:50) A.アンサー、T.ホージ、星野陸也  
 10:56(02:56) B.ハーマン、チャン・キム、関藤直熙
 11:29(03:29) K.キスナー、J.スピース、今平周吾
 11:40(03:40) J.ラーム、J.ローズ、松山英樹 
 11:51(03:51) T.ウッズ、M.ウルフ、X.シャウフェレ
 12:02(04:02) A.ノレン、S.シェフラー、石川遼 
10番ホールスタート
 10:12(02:12) T.ハットン、V.ホブランド、小平智
 10:23(02:23) C.モリカワ、J.トーマス、P.リード
 10:34(02:34) W.シンプソン、R.マキロイ、F.ミケルソン
 10:45(02:45) A.ハドウィン、T.グーチ、堀川未来夢 
 10:56(02:56) M.ヒューズ、C.オルティス、金谷拓実

※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月23日(金)の8:00だと日本時間10月24日(土)の0:00あたり、現地時間10月23日(金)の13:00だと日本時間10月24日(土)の5:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ZOZOチャンピオンシップ 組み合わせ
大会2日目
首位 ジャスティン・トーマス -14 65
2T ディラン・フリテッリ -13 65
  ラント・グリフィン -13 65
4T パトリック・キャントレー -12 65
  スコッティ・シェフラー -12 65
6T エイブラハム・アンサー -11 66
  ハリス・イングリッシュ -11 67
  バッバ・ワトソン -11 63
  ティレル・ハットン -11 68
  パトリック・リード -11 63
  トニー・フィナウ -11 64
  ケビン・キスナー -11 67
  リッチー・ワレンスキー -11 61

T.ウッズ:    (-2) 66位タイ 8バーディ、2ボギー(66)
小平智:  (-10) 14位タイ 6バーディ、0ボギー(66)
金谷拓実:   (-7) 35位タイ 5バーディ、0ボギー(67)
星野陸也:   (-6) 40位タイ 3バーディ、1ボギー(70)
今平周吾:   (-5) 48位タイ 1イーグル、7バーディ、1ボギー(64)
石川遼:    (-5) 48位タイ 6バーディ、0ボギー(66)
松山英樹:   (-3) 61位タイ 4バーディ、3ボギー(71)
堀川未来夢: (+4) 73位タイ 4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(74)
関藤直熙:  (+7) 77位   0バーディ、4ボギー、2ダブルボギー(80)

大会2日目もバーディ合戦による伸ばし合いが展開される中、11番ホールから4連続を含む7バーディ、0ボギー(65)と大会1日目に続いて安定したプレーを見せたジャスティン・トーマスが通算14アンダーで単独トップを維持した。2位以下も混戦でビッグスコアが相次ぎ、特に通算6位タイまで浮上したリッチー・ワレンスキーは12バーディ、1ボギー(61)とコースレコードをマークするなど最終日まで混戦は続きそうだ。日本勢は、6人が安定したプレーでスコアを伸ばし順位を上げた。ディフェンディングチャンピオンのタイガー・ウッズも大会2日目は8バーディ、2ボギー(66)と巻き返し通算2アンダーとした。

 

大会3日目
天候:くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
 09:58(01:58) C.オルティス、金谷拓実、D.バーガー
 10:42(02:42) J.ラーム、A.ノレン、C.モリカワ
 11:04(03:04) J.コクラック、F.S.ムニョス、J.ローズ
 11:15(03:15) 小平智、W.シンプソン、B.ハーマン
 11:26(03:26) R.ワレンスキー、R.パーマー、M.フィッツパトリック
 11:37(03:37) P.リード、T.フィナウ、K.キスナー
 11:48(03:48) H.イングリッシュ、B.ワトソン、T.ハットン
 11:59(03:59) P.キャントレー、S.シェフラー、A.アンサー
 12:10(04:10) J.トーマス、D.フリテッリ、L.グリフィン
10番ホールスタート
 09:58(01:58) 星野陸也、C.チャンプ、N.テイラー
 10:42(02:42) 今平周吾、B.ホーシェル、石川遼
 11:26(03:26) 松山英樹、X.シャウフェレ、アン・ビョンフン
 11:59(03:59) 堀川未来夢、D.リー、M.トンプソン
 12:10(04:10) A.ロング、関藤直熙

※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月24日(土)の8:00だと日本時間10月25日(日)の0:00あたり、現地時間10月24日(土)の13:00だと日本時間10月25日(日)の5:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください

ZOZOチャンピオンシップ 組み合わせ

大会3日目
首位 ジャスティン・トーマス -19 67
2 ジョン・ラーム -18 63
3 ラント・グリフィン -17 68
4T フアン・セバスチャン・ムニョス -16 66
  ライアン・パーマー -16 66
  パトリック・キャントレー -16 68
7T ウェブ・シンプソン -15 67
  ブライアン・ハーマン -15 67
  マシュー・フィッツパトリック -15 67
  バッバ・ワトソン -15 68
  スコッティ・シェフラー -15 69
  ディラン・フリテッリ -15 70

T.ウッズ:    (-3) 68位タイ 3バーディ、2ボギー(71)
小平智:  (-12) 20位タイ 6バーディ、4ボギー(70)
金谷拓実: (-11) 25位タイ 5バーディ、1ボギー(68)
今平周吾:   (-8) 39位タイ 1イーグル、5バーディ、4ボギー(69)
石川遼:    (-7) 48位タイ 5バーディ、3ボギー(70)
松山英樹:   (-7) 48位タイ 5バーディ、1ボギー(68)
星野陸也:   (-3) 68位タイ 3バーディ、3ボギー、1トリプルボギー(75)
堀川未来夢: (+1) 74位        5バーディ、2ボギー(69)
関藤直熙:  (+3) 76位   9バーディ、3ボギー、1ダブルボギー(68)

大会3日目も初日、2日目同様、バーディ合戦による伸ばし合いが展開される中、3日間安定力抜群のプレーを見せている今大会初出場のジャスティン・トーマスが6バーディ、1ボギー(67)でスコアをまとめ、通算19アンダーの単独トップで最終日を迎えることになった。1打差の2位にはこちらも今大会初出場の世界ランキング2位のジョン・ラーム。初日からボギーはたったの2つと素晴らしいプレーを展開し、この日も1イーグル、7バーディ(63)と3日目のベストスコアタイをマークした。6打差の中に19名がひしめく混戦模様は変わらず最終日も最後まで目が離せない展開が続くでしょう。日本勢では、今大会好調の小平智が6番から4ホール連続ボギーを叩くなどもったいないプレーもありましたが後半は立て直し通算12アンダー20位タイでホールアウト。トップ10入りを目指して頑張ってほしいです。プロ転向後2戦目となる金谷拓実もプレースタイルにあったコースと言うこともあり着実にスコアを伸ばし通算11アンダー、25位タイにつけた。松山英樹は、ショットの状態は良かったものの、パッティングに精彩を欠き通算7アンダー48位タイとなった。石川遼も終盤3つのボギーが響き、松山英樹と同じ48位タイとなった。ディフェンディングチャンピオンのタイガー・ウッズは大きくスコアを伸ばすことが出来ず、通算3アンダー、68位タイと下位に沈み、連覇は厳しくなった。

 

大会最終日
天候:くもり
注目の組み合わせ
1番ホールスタート
 10:22(02:22) C.オルティス、金谷拓実、イム・ソンジェ
 10:33(02:33) K.ナ、小平智、P.リード
 11:06(03:06) C.スミス、T.フィナウ、C.チャンプ
 11:17(03:17) B.ワトソン、S.シェフラー、D.フリテッリ
 11:28(03:28) W.シンプソン、B.ハーマン、M.フィッツパトリック
 11:39(03:39) F.S.ムニョス、R.パーマー、P.キャントレー
 11:50(03:50) J.トーマス、J.ラーム、L.グリフィン
10番ホールスタート
 09:49(01:49) J.デイ、C.モリカワ、今平周吾
 10:11(02:11) J.ジェーンワタナノンド、M.クーチャー、石川遼
 10:22(02:22) G.チャルングン、P.ケーシー、松山英樹
 11:17(03:17) A.ハドウィン、星野陸也、M.ウルフ
 11:28(03:50) T.ウッズ、F.ミケルソン、A.ロング
 11:39(03:39) M.リーシュマン、堀川未来夢、D.リー
 12:10(04:10) 関藤直熙、M.トンプソン

※スタートは現地時間(()内は日本時間)を記載しています。時差が約16時間(サマータイム)で計算すると現地時間10月25日(日)の8:00だと日本時間10月25日(日)の0:00あたり、現地時間10月25日(日)の13:00だと日本時間10月26日(月)の5:00あたりになると思います。詳しくは公式ホームページでご確認下さい。
※全選手のスタート時間は下記をご覧ください
ZOZOチャンピオンシップ 組み合わせ
大会最終日
優勝 パトリック・キャントレー -23 65
2T ジャスティン・トーマス -22 69
  ジョン・ラーム -22 68
4T ラッセル・ヘンリー -19 66
  キャメロン・スミス -19 67
  バッバ・ワトソン -19 68
  ライアン・パーマー -19 69
8T コーリー・コナーズ -18 66
  ジョエル・ダーメン -18 67
  キャメロン・チャンプ -18 67

T.ウッズ:    (-1) 72位タイ 4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー(74)
松山英樹: (-13) 28位タイ 6バーディ、0ボギー(66)
小平智:  (-12) 35位タイ 3バーディ、1ボギー、1ダブルボギー(72)
金谷拓実: (-11) 41位タイ 5バーディ、1ボギー、2ダブルボギー(72)
石川遼:    (-5) 63位タイ 1バーディ、3ボギー(74)
今平周吾:   (-4) 66位タイ 3バーディ、5ボギー、1ダブルボギー(76)
堀川未来夢:  (-4) 66位タイ 5バーディ、0ボギー(67)
星野陸也:   (-1) 72位タイ 2バーディ、4ボギー(74)
関藤直熙:  (+2) 75位   3バーディ、2ボギー(71)

大会最終日、最終組でスタートしたジャスティン・トーマス、ジョン・ラーム、ラント・グリフィンのトップ3がフロントナインで順調にスコアを伸ばした。特に、ジャスティン・トーマスとジョン・ラームが安定し2人のマッチプレーの様相を見せていたが、バックナインに入ると両選手ともショットが安定せずボギーが先行する苦しい展開に陥る。そんな中、トップと3打差の4位タイからスタートしたパトリック・キャントレーが素晴しいプレーを見せる。フロントナインからショット・パッティングが安定。特にミドルパットに冴えを見せ、バーディを量産し、9バーディ、2ボギー(65)をマークし、逆転優勝。PGAツアー3勝目を手にした。パトリック・キャントレーは4日間通じて素晴しく、ボギーも最終日に出した2個だけと安定感抜群でした。日本勢は、最終日スコアメイクに苦しむ選手が多かった中、松山英樹がショット・パッティング共に安定し実力を見せ、28位タイで大会を終えた。今大会好調の小平智はトップ10入りも十分可能なプレーを見せていたが最終日はかみ合わず通算12アンダー35位タイで大会を終えた。プロ転向後2戦目となる金谷拓実も出入りの激しいプレーながら粘りをみせて通算11アンダー、41位タイでホールアウトした。石川遼、今平周吾、堀川未来夢、星野陸也、関藤直熙の日本での次の試合のパフォーマンスに期待したい。タイガー・ウッズは4日間通じてパフォーマンスは良くなく、調整不足が露呈した結果となり、約3週間後に控えるメジャー・トーナメント「マスターズ」の連覇に不安を残すこととなった。

STATISTICS

パトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 84.62% (11/13) 72.22% (13/18) 294.8y
ROUND2 69.23% (9/13) 72.22% (13/18) 295.0y
ROUND3 69.23% (9/13) 83.33% (15/18) 299.3y
ROUND4 76.92% (10/13) 72.22% (13/18) 271.3y
TOTAL 75.00% (39/52) 75.00% (54/72) 290.1y
RANK T28 T13 20

 

ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 92.31% (12/13) 72.22% (13/18) 295.3y
ROUND2 84.62% (11/13) 66.67% (12/18) 299.7y
ROUND3 69.23% (9/13) 72.22% (13/18) 285.6y
ROUND4 69.23% (9/13) 66.67% (12/18) 270.3y
TOTAL 78.85% (41/52) 69.44% (50/72) 287.7y
RANK T17 T37 T28

 

ジョン・ラーム(Jon Rahm)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 76.92% (10/13) 83.33% (15/18) 292.9y
ROUND2 92.31% (12/13) 88.89% (16/18) 302.8y
ROUND3 100.00% (13/13) 83.33% (15/18) 302.7y
ROUND4 84.62% (11/13) 77.78% (14/18) 289.6y
TOTAL 88.46% (46/52) 83.33% (60/72) 297.0y
RANK 3 1 10

 

松山 英樹(Hideki Matsuyama)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 61.54% (8/13) 88.89% (16/18) 300.1y
ROUND2 69.23% (9/13) 55.56% (10/18) 289.8y
ROUND3 84.62% (11/13) 61.11% (11/18) 275.7y
ROUND4 76.92% (10/13) 77.78% (14/18) 285.4y
TOTAL 73.08% (38/52) 70.83% (51/72) 287.7y
RANK T35 T29 T28

 

小平 智(Satoshi Kodaira)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 76.92% (10/13) 55.56% (10/18) 271.9y
ROUND2 92.31% (12/13) 83.33% (15/18) 266.4y
ROUND3 76.92% (10/13) 66.67% (12/18) 268.2y
ROUND4 84.62% (11/13) 66.67% (12/18) 263.9y
TOTAL 82.69% (43/52) 68.06% (49/72) 267.6y
RANK T9 T44 71

 

金谷 拓実(Takumi Kanaya)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 76.92% (10/13) 77.78% (14/18) 274.7y
ROUND2 92.31% (12/13) 94.44% (17/18) 277.2y
ROUND3 69.23% (9/13) 66.67% (12/18) 266.5y
ROUND4 53.85% (7/13) 72.22% (13/18) 269.3y
TOTAL 73.08% (38/52) 77.78% (56/72) 271.9y
RANK T35 T7 69

 

石川 遼(Ryo Ishikawa)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 76.92% (10/13) 61.11% (11/18) 246.8y
ROUND2 69.23% (9/13) 77.78% (14/18) 242.9y
ROUND3 76.92% (10/13) 66.67% (12/18) 275.5y
ROUND4 69.23% (9/13) 55.56% (10/18) 257.4y
TOTAL 73.08% (38/52) 65.28% (47/72) 255.6y
RANK T35 T56 77

 

今平 周吾(Shugo Imahira)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 69.23% (9/13) 61.11% (11/18) 279.4y
ROUND2 69.23% (9/13) 66.67% (12/18) 286.0y
ROUND3 100.00% (13/13) 66.67% (12/18) 285.3y
ROUND4 76.92% (10/13) 50.00% (9/18) 271.5y
TOTAL 78.85% (41/52) 61.11% (44/72) 280.5y
RANK T17 T68 T51

 

堀川 未来夢(Mikumu Horikawa)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 53.85% (7/13) 55.56% (10/18) 260.6y
ROUND2 100.00% (13/13) 50.00% (9/18) 279.9y
ROUND3 69.23% (9/13) 77.78% (14/18) 269.1y
ROUND4 46.15% (6/13) 61.11% (11/18) 247.8y
TOTAL 67.31% (35/52) 61.11% (44/72) 264.3y
RANK T62 T68 75

 

星野 陸也(Rikuya Hoshino)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 69.23% (9/13) 50.00% (9/18) 274.1y
ROUND2 61.54% (8/13) 50.00% (9/18) 303.1y
ROUND3 92.31% (12/13) 61.11% (11/18) 291.8y
ROUND4 92.31% (12/13) 66.67% (12/18) 287.1y
TOTAL 78.85% (41/52) 56.94% (41/72) 289y
RANK T17 T75 25

 

関藤 直熙(Naoki Sekito)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 92.31% (12/13) 66.67% (12/18) 277.0y
ROUND2 53.85% (7/13) 50.00% (9/18) 280.5y
ROUND3 92.31% (12/13) 61.11% (11/18) 282.1y
ROUND4 84.62% (11/13) 72.22% (13/18) 274.2y
TOTAL 80.77% (42/52) 62.50% (45/72) 278.4y
RANK T12 T66 56

 

タイガー・ウッズ(Tiger Woods)

  FWキープ率 パーオン率 平均飛距離
ROUND1 53.85% (7/13) 55.56% (10/18) 265.7y
ROUND2 76.92% (10/13) 77.78% (14/18) 291.7y
ROUND3 69.23% (9/13) 72.22% (13/18) 290.2y
ROUND4 61.54% (8/13) 61.11% (11/18) 287.4y
TOTAL 65.38% (34/52) 66.67% (48/72) 283.7y
RANK T66 T48 T37

※FWキープ率:フェアウェイキープ率

優勝したパトリック・キャントレーを始め、上位選手の数値のバランスは良かった。やはり全体的に30位内に入ってこないと優勝、上位争いに加わることはできないでしょう。松山英樹を除く日本人選手たちの底上げが行われることを期待したいです。

※STATISTICSは、PGATOUR公式ホームページを参照

 

全選手の結果

出場した全選手のリザルトはPDFをご覧ください。

 

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