メイバンク選手権：クアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブ コースガイド

メイバンク選手権（Maybank Championship）が行われるクアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブのコース概要、詳細データ、攻略のポイントを紹介します。

コース概要

マレーシア・クアラルンプールにあるクアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブ（Kuala Lumpur Golf & Country Club）は、クアラルンプールの市内中心部から約20分のブキット・キアラ郊外にあり、〈東コース〉と〈西コース〉という2つのチャンピオンシップ・コースで構成されており、1991年に設立された世界クラスの名門ゴルフ&カントリークラブになります。

会場のあるマレーシアの首都クアラルンプールは、豊かな文化遺産とモダンなスカイラインを備え、活気に満ちた多様性に富んだ大都市であり、クアラルンプールのシンボルでもあるペトロナス・ツインタワーやKLタワー、国立モスクや天后宮、バトゥ洞窟、ムルデカ広場、チャイナタウンやリトルインディアと言った観光スポットで楽しい時間を過ごすことが出来るでしょう。

〈東コース〉
有名なゴルファーであり、コース建築家でもあるビジェイ・シンによって設計された東コースは、緑豊かなフェアウェイと美しい景観で知られる高低差のある難しく、チャレンジングな18ホールのレイアウトとなっており、ゴルフダイジェスト・インターナショナル2020年マレーシア・ベストゴルフコースリストのトップに選ばれています。

〈西コース〉
ロビン・ネルソンとロドニー・ライトによって設計され、見事に手入れされたフェアウェイと完璧な美しさ、起伏に富んだ地形を特徴とする18ホールのレイアウトとなっており、ワールドゴルフアワード2019でマレーシア・ベストゴルフコースに選ばれ、アジアのトップ100ゴルフコースで20位にランクされています。

西コースは、2013年から2015年まで3年連続でPGAツアー、ヨーロピアンツアー、LPGAをすべて1年以内に主催したことで世界的に知られており、2016年にはPGAツアー「CIMBクラシック」LPGAツアー「サイム・ダービーLPGAマレーシア」そして2023年からはLPGAツアー「メイバンク選手権」を開催しています。

コースデータ

• 所在地：マレーシア、クアラルンプール
• 設立：1991年
• 全長：6,536ヤード
• パー：72

【基本セッティング】

【地図】

各ホールの概要

2番ホール：

• 距離：415ヤード
• パー：4
• 特徴：左サイドに広がる池。

5番ホール：

• 距離：523ヤード
• パー：5
• 特徴：池も絡むグリーン周りが特徴的。

7番ホール：

• 距離：391ヤード
• パー：4
• 特徴：的確なマネジメントを要する。

9番ホール：

• 距離：408ヤード
• パー：4
• 特徴：グリーンまで続く右サイドの池。

11番ホール：

• 距離：145ヤード
• パー：3
• 特徴：池の絡む美しいホール。

12番ホール：

• 距離：435ヤード
• パー：4
• 特徴：距離が長く、グリーン周りは池が絡むタフなホール。

14番ホール：

• 距離：364ヤード
• パー：4
• 特徴：池の絡む左ドッグレッグ。

15番ホール：

• 距離：186ヤード
• パー：3
• 特徴：美しく難易度の高い。

16番ホール：

• 距離：332ヤード
• パー：4
• 特徴：左サイドに池が広がる1オン設定可能なAonリスク・リワード・チャレンジ・ホール。

17番ホール：

• 距離：334ヤード
• パー：4
• 特徴：世界で最も美しいホールの1つ。

芝の種類

フェアウェイ：

• セレブレーション・バミューダ

ラフ：

• セレブレーション・バミューダ

グリーン：

• ティフイーグル・バミューダ

コース攻略のポイント

高温多湿の蒸し暑い気候やスコールと言った環境に加え、うねりのあるフェアウェイとアンジュレーションのあるグリーン、戦略性の高い89個のバンカーと13ホールに絡む池が特徴的なコースであり、正確なショットとマネジメント能力が必要となります。