ロケット打ち上げを見学する方法。次回の予定と行き方は？【内之浦編】

※内之浦と種子島のロケット打ち上げ予定も紹介しています。

1969年にアメリカのアポロ11号にて人類史上初となる月面着陸が成功し、その後1977年にはジョージルーカス監督による映画「スターウォーズ」が公開され、宇宙に対する憧れをもつ人も多いと思います。

また、近年では宇宙旅行にも行けるようになるまで、だんだんと宇宙が身近になってきているようにも感じますよね。

さらに将来は、飛行機のようにロケットに乗って宇宙を移動することも可能になると思います。

また、飛行機を見たいときは、空港近くの空を見上げると毎日いつでも離陸や着陸の様子が観察ができますが、ふと空を見上げてロケットを見つけることはなかなかありません。

いったいロケットは、いつどこで打ち上げられているのか、見学方法などを調べてみました。

次回ロケット打ち上げ予定日

2022年10月12日(水)　9:47～9:58頃　

※打ち上げ失敗

打ち上げ場所

内之浦宇宙空間観測所（鹿児島県肝属郡肝付町）

打上ロケット

イプシロンロケット５号機
革新的衛星技術実証２号機

民間企業や大学などが開発した機器や部品、超小型衛星などを軌道上実証する機会を提供することを目的としたプログラム。

見学について

ＩＨＩスペースポート内之浦（宮原ロケット見学場）
肝付町岸良1839番地3

ロケット打ち上げの見学ができる場所

ＩＨＩスペースポート内之浦（宮原ロケット見学場）

発射地点から約2.8km

唯一発射台が見える見学場で，発射以外にも、打ち上げ前の機体を見ることもできます。
展望台からは，遠く種子島まで望めます。

見学場が山間にあるため、冬場は防寒対策をしっかりしていくことをおすすめします。
また、打ち上げ時刻が夕刻以降になる場合は、照明も各自で準備しておくとよいでしょう。

多目的トイレもあります。

※事前の申し込みが必要な場合があります。

内之浦漁港

発射地点から約2.6km

映画「はやぶさ」のロケ地。
山の向こうから発射の様子が望めます。

岸良海岸

発射地点から約7.6km

映画「はやぶさ」のロケ地。
絶景の海水浴場で穴場の見学ポイントです。

内之浦宇宙空間観測所への行き方（アクセス）

公共交通機関を利用する場合

鹿児島空港から

【リムジンバス】
　「鹿屋バスセンター」まで約1時間40分

ＪＲ鹿児島中央駅から

【鹿児島交通バス】
　「鹿児島中央駅」から「鴨池港」（約20分）

【鴨池・垂水フェリー】
　「鴨池港」から「垂水港」（約35分）

【垂水市路線バス】
　「垂水港」から「鹿屋バスセンター」（約50分）

鹿屋バスセンターから

【鹿児島交通バス】
　「鹿屋」から「内之浦」（約1時間）※1日4～5本

【タクシー】
　内之浦宇宙空間観測所（約10分）

車を利用する場合

鹿児島空港から

九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から大隅縦貫道「笠之原IC」を経由（約1時間50分）

ＪＲ鹿児島中央駅から

九州自動車道「鹿児島IC」から大隅縦貫道「笠之原IC」を経由（約2時間）

宇宙観測にまつわる観光スポット

宇宙科学資料館

内之浦宇宙空間観測所の敷地内にあり、模型展示だけでなく実物も多く展示されています。ロケット発射時は敷地内への立ち入りができない。

糸川英夫 銅像

内之浦宇宙空間観測所の敷地内に立っています。
「日本の宇宙開発の父」と呼ばれる糸川英夫の像が生誕100周年の記念に建てられました。『人生で最も大切なものは逆境とよき友である』という糸川氏の言葉が刻まれています。

内之浦惑星ロード

内之浦市街地から内之浦宇宙空間観測所に向かう国道448号に架かる5つの橋に、太陽系となる惑星の名前が付けられています。
内之浦市街地を「太陽」、そこから「金星橋」「火星橋」「木星橋」「土星橋」「天皇星橋」と渡り宇宙へと続くイメージになっています。親柱のモチーフもそれぞれ特徴があるのでひとつひとつ確かめてみるのも楽しみです。

日本の主なロケット発射場と打ち上げ予定

内之浦宇宙空間観測所（鹿児島県肝属郡肝付町）

JAXAが設置、運用している科学観測ロケットおよび科学衛星のロケット発射場

打ち上げ予定

種子島宇宙センター　大型ロケット発射場（鹿児島県熊毛郡南種子町）

JAXAが設置、運用している日本最大のロケット発射場

打ち上げ予定