コグニザントクラシック in ザ・パームビーチズ(Cognizant Classic in The Palm Beaches)が行われるPGAナショナルリゾート(チャンピオンコース)のコース概要、詳細データ、攻略のポイントを紹介します。
コース概要
アメリカ・フロリダ州パームビーチガーデンズにあるチャンピオンコース(The Champion Course)は、マイアミから北に進んだ美しいリゾート地に(チャンピオンコース)(パーマーコース)(ファジオコース)(エステートコース)(マッチコース)(ステープルコース)という6つの有名なコースで構成されたPGAナショナルリゾート(PGA National Resort)で最も有名なコースの1つです。
また、ウェストパームビーチエリアにはグレードの高いコースが数多くあり、代表的なコースとしては、ジャック・ニクラス設計のプライベートコース「ベアーズクラブ(The Bear’s Club)」やタイガー・ウッズが拠点としている「メダリストゴルフクラブ(Medalist Golf Club)」があります。
国際都市マイアミから北に位置する会場のある高級リゾート地パームビーチは、大西洋沿いに数多くのビーチが続き、豪華なリゾートホテルが立ち並び、ワースアベニューやクレマチスストリートと言った人気スポットでショッピングやグルメが楽しめます。また、広大な施設に様々な種類の動物が生息しているライオンカントリーサファリも訪れることができます。
(チャンピオン・コース)
1981年にトム・ファジオとジョージ・ファジオによって設計され、2002年と2014年および2018年にジャック・ニクラスによって改修されたコースは、フェアウェイとラフがバミューダ、グリーンがティフイーグル・バミューダとなっており、狭いフェアウェイ(特にフェアウェイを横切る小川には注意が必要です)と大きなグリーンにはアンジュレーションがあり、巧みに配置された深いバンカーと戦略的な14ホールに絡む池、そして強風が吹きつけるPGAツアー屈指の難コースとして知られています。
コースデータ
- 所在地:アメリカ・フロリダ州パームビーチガーデンズ
- 設立:1981年
- 全長:7,167ヤード
- パー:71
【基本セッティング】
Hole | Yardage | Par |
1 | 365 | 4 |
2 | 464 | 4 |
3 | 538 | 5 |
4 | 395 | 4 |
5 | 217 | 3 |
6 | 479 | 4 |
7 | 226 | 3 |
8 | 427 | 4 |
9 | 421 | 4 |
OUT | 3,532 | 35 |
10 | 550 | 5 |
11 | 450 | 4 |
12 | 438 | 4 |
13 | 388 | 4 |
14 | 465 | 4 |
15 | 179 | 3 |
16 | 434 | 4 |
17 | 175 | 3 |
18 | 556 | 5 |
IN | 3,635 | 36 |
Total | 7,167 | 71 |
【地図】
各ホールの概要
5番ホール:
- 距離:217ヤード
- パー:3
- 特徴:距離があり、池が絡む。
14番ホール:
- 距離:465ヤード
- パー:4
- 特徴:パッティングが重要。
15番ホール:
- 距離:179ヤード
- パー:3
- 特徴:トリッキー。
16番ホール:
- 距離:434ヤード
- パー:4
- 特徴:最も難易度の高いホールの1つ。
17番ホール:
- 距離:175ヤード
- パー:3
- 特徴:非常に小さなグリーン。
芝の種類
フェアウェイ:
- セレブレーション・バミューダ
ラフ:
- ティフスポーツ・バミューダ
- ペレニアル・ライ
グリーン:
- ティフイーグル・バミューダ
コース攻略のポイント
11番と戦略的な14番、そしてジャック・ニクラスの相性にちなんで「ベアトラップ」と呼ばれる3ホール(アンジュレーションのきついグリーンの15番、右ドッグレッグで3面に分かれているグリーンの16番、非常に小さなグリーンの17番)は特に難しく、ダブルドッグレッグの18番は全てに池が絡む難関ホールと言って良いでしょう。強風か吹くため、高いショット力と我慢強いメンタル、コースマネジメント能力が要求されます。
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