新型コロナの影響により、ゴルフトーナメントの開催中が続いていましたが、6月25日(木)~6月28日(日)にかけてアース・モンダミンカップが開催されることになりました。
無観客試合による初のユーチューブによるLIVE配信で観戦することができるようです。
アース・モンダミンカップ(Yardage: 6,639 Par: 72)
今大会はJLPGAでは数少ない4日間72ホールのストロークプレーで行われ、36ホール終了後、上位70位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出し、優勝を決定する。
2012年に第1回大会が開催され今大会で9回目を迎え、賞金総額、優勝賞金ともにツアー最高額。新型コロナウイルスの影響を受け、前大会覇者の申ジエ選手を始め、多くの外国人選手が参加できない少し寂しい状況の中、国内選手達による初戦からビッグマネーを懸けた熱い戦いが繰り広げられそうだ。
開催日程
2020年6月25日(金)~6月28日(日)
6月25日(木) 大会1日目 予選ラウンド
6月26日(金) 大会2日目 予選ラウンド
6月27日(土) 大会3日目 決勝ラウンド
6月28日(日) 大会最終日 決勝ラウンド
会場(開催コース)
【千葉】カメリアヒルズカントリークラブ
千葉県袖ケ浦市大竹265
TEL:0438-75-4111
カメリアヒルズカントリークラブは、フラットで広いフェアウェイと巧みに配された池などのハザード、完成度の高いグリーンによって、より高い戦略性と美しいコースが特徴ですね。
賞金
【総額】2億4,000万円
【優勝】4,320万
出場選手
出場枠数…144名
① LPGA規定による有資格出場者…120名
② 主催者の推薦する者…24名
チケット
無観客試合により、チケット販売はありません。
テレビ中継(LIVE配信)
YouTube(ユーチューブ)によりLIVE配信されます。
アース・モンダミンアップ公式HPまたは、YouTubeの公式チャンネルで見られます。
全ホールカバーの完全ライブ中継。
4番、9番、13番、15番ショートホールの映像が見られます。
女子プロゴルファーがインタビュー担当
放送スケジュール
【予選ラウンド】
6月25日(木) 7:00~18:00 生中継(予定)
6月26日(金) 7:00~18:00 生中継(予定)
【決勝ラウンド】
6月27日(土) 7:00~17:00 生中継(予定)
6月28日(日) 7:00~17:00 生中継(予定)
YouTube公式チャンネル
YouTubeアースモンダミンカップチャンネルはこちら!
アース・モンダミンカップ試合結果
(Yardage: 6,622 Par: 72)
国内組だけの参加による少し寂しいトーナメントとなったが、世界ランキング4位の畑岡奈紗、12位の渋野日向子、15位の鈴木愛など上位ランカーに加え、プロデビュー戦の安田祐香などフレッシュな選手が顔を揃え熾烈な優勝争いが期待された。
世界ランキング4位の畑岡奈紗、15位の鈴木愛が順調に予選を通過する一方、期待の大きかった世界ランキング12位の渋野日向子は、1日目の5番でマークの戻し忘れ(プロとしては信じがたい凡ミス)による2打罰のペナルティを受けるなど、予選2日間、調子が上がらず通算2オーバーで予選を通過できず、早々に大会を去った。プロデビュー戦の安田祐香は緊張感もありながらのラウンドだったが、通算1オーバーで予選を通過した。予選を終わって21歳田中瑞希が9アンダーで単独トップに立った。
大会3日目(決勝ラウンド)
首位 | 田中 瑞希 | -11 | 70 |
2位(-8):古江 彩佳、西郷 真央
4位(-7):酒井 美紀、臼井 麗香、鈴木 愛、渡邉 彩香
8位(-6):菅沼 菜々、大里 桃子
10位(-6):稲見 萌寧 他6名
決勝ラウンドを最終組でスタートした田中瑞希は安定したゴルフを展開し、首位をキープ。最終日最終組でツアー初優勝を目指す。出入りの激しいゴルフながらスコアを伸ばした昨年賞金女王の鈴木愛と不調で苦しんだ渡邉彩香が4位につけた。首位と5打差の中に16名はひしめく混戦となった。
大会最終日(決勝ラウンド)
優勝 | 渡邉 彩香 | -11 | 68 |
2 | 鈴木 愛 | -11 | 68 |
3T | 酒井 美紀 | -10 | 69 |
田中 瑞希 | -10 | 73 | |
5T | 原 英莉花 | -9 | 67 |
野澤 真央 | -9 | 68 | |
笹生 優花 | -9 | 68 | |
大里 桃子 | -9 | 69 | |
西郷 真央 | -9 | 71 | |
10T | 大西 葵 | -8 | 67 |
10位(-8):穴井 詩、林 菜乃子
悪天候により29日(月)に順延となった最終日は大混戦となった。単独首位からスタートした田中 瑞希は、出だしこそバーディーだったが、その後は、ボギーが先行する苦しいゴルフでスコアを落とし3位タイでホールアウト。世界ランキング4位の畑岡奈紗は通算2アンダーの38位タイ、プロデビュー戦の安田祐香は通算3アンダーの28位タイで大会を終えた。
大会最終日にお互い安定したゴルフを展開した渡邉彩香と鈴木愛が通算11アンダーのトップでホールアウト。2人によるプレーオフが行われ、1ホール目でパーとした鈴木愛に対してバーディーパットをしっかり決めた渡邉彩香がおよそ5年ぶりの優勝を飾り、JLPGAツアー通算4勝目を挙げた。2年連続で賞金シードを逃し、苦しい時期を超えての復活優勝に自身の笑顔には大粒の涙が光っていた。
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