2026年全英オープン(The Open Championship)の開催地は、イングランド・マージーサイド州サウスポートにある名門リンクスコース「ロイヤルバークデール・ゴルフクラブ(Royal Birkdale Golf Club)」です。
全長約7223ヤード、高くそびえる天然の砂丘に囲まれた谷間にレイアウトされたホールが特徴です。
本記事では、ロイヤルバークデール・ゴルフクラブの所在地・設計者・ヤーデージなどの基本情報、過去の大会開催歴、そして攻略のポイントや注目ホールを詳しく解説します。
コース概要
イギリス・イングランド北西部のマージーサイド州サウスポートに位置する「ロイヤルバークデール・ゴルフクラブ」は、1889年に創設された名門プライベートゴルフクラブです。1951年には英国王室から「ロイヤル」の称号を授与され、英国を代表するリンクスコースとして世界的な評価を確立しました。1954年に初めて全英オープンの開催地となって以来、数々のメジャー大会や国際大会の舞台となり、2026年には11回目となる全英オープンを開催。英国屈指のチャンピオンシップコースとして、多くの名勝負を生み出してきました。
ロイヤルバークデールは1889年に創設され、1897年に現在の海岸砂丘地帯へ移転しました。1930年代には、ホートリー&J.H.テイラー社がコースを全面的に設計・改修し、天然の砂丘の谷間を生かした現在のレイアウトの基礎を完成させました。その後も全英オープン開催に合わせて改修が重ねられ、1991年大会後には全18グリーンを刷新。近年もティーイングエリアやバンカーなどの改良が行われるなど、伝統的なコースデザインを継承しながら、世界最高峰の舞台にふさわしいコンディションが維持されています。
アイリッシュ海に面したサウスポートの海岸砂丘地帯に広がるロイヤルバークデールは、英国を代表する本格的なリンクスコースです。ホールは高くそびえる天然の砂丘に囲まれた谷間にレイアウトされており、自然の地形を巧みに生かした景観と高い戦略性を兼ね備えています。また、海から吹き付ける風はホールごとに風向きや強さが変化し、同じホールでもラウンドごとに異なる表情を見せるのが特徴です。自然が生み出す厳しいプレー環境こそが、ロイヤルバークデールの最大の魅力となっています。
コースデータ
- 所在地:イングランド・マージーサイド州サウスポート
- 設立:1889年
- 全長:7223ヤード
- パー:70
【基本セッティング】
| Hole | Yardage | Par |
| 1 | 447 | 4 |
| 2 | 419 | 4 |
| 3 | 450 | 4 |
| 4 | 219 | 3 |
| 5 | 321 | 4 |
| 6 | 514 | 4 |
| 7 | 151 | 3 |
| 8 | 459 | 4 |
| 9 | 414 | 4 |
| OUT | 3394 | 34 |
| 10 | 397 | 4 |
| 11 | 434 | 4 |
| 12 | 186 | 3 |
| 13 | 502 | 4 |
| 14 | 602 | 5 |
| 15 | 241 | 3 |
| 16 | 393 | 4 |
| 17 | 566 | 5 |
| 18 | 508 | 4 |
| IN | 3829 | 36 |
| Total | 7223 | 70 |
【地図】
各ホールの概要
1番ホール:
- 距離:447ヤード
- パー:4
- 特徴:うねりの強いグリーンが特徴的な左ドッグレッグ
2番ホール:
- 距離:419ヤード
- パー:4
- 特徴:フェアウェイ右サイドに2つ並ぶ、深いポットバンカー
3番ホール:
- 距離:450ヤード
- パー:4
- 特徴:狭いフェアウェイ
4番ホール:
- 距離:219ヤード
- パー:3
- 特徴:縦長の大きなグリーン
5番ホール:
- 距離:321ヤード
- パー:4
- 特徴:グリーン周辺の7つのポットバンカーと右サイドの池
6番ホール:
- 距離:514ヤード
- パー:4
- 特徴:ほぼ直角に曲がるタフな右ドッグレッグ
7番ホール:
- 距離:151ヤード
- パー:3
- 特徴:グリーン周辺の4つのポットバンカー
8番ホール:
- 距離:459ヤード
- パー:4
- 特徴:フェアウェイ右サイドを流れるクリーク
9番ホール:
- 距離:414ヤード
- パー:4
- 特徴:砲台グリーンが特徴的な右ドッグレッグ
10番ホール:
- 距離:397ヤード
- パー:4
- 特徴:1オン可能な大きく曲がる左ドッグレッグ
11番ホール:
- 距離:434ヤード
- パー:4
- 特徴:ランディングエリア両サイドにある4つのポットバンカー
12番ホール:
- 距離:186ヤード
- パー:3
- 特徴:縦長の砲台グリーン
13番ホール:
- 距離:502ヤード
- パー:4
- 特徴:ランディングエリアに巧みに配置されたポットバンカー
14番ホール:
- 距離:602ヤード
- パー:5
- 特徴:12個のポットバンカー
15番ホール:
- 距離:241ヤード
- パー:3
- 特徴:両サイドをポットバンカーと傾斜で挟まれた縦長グリーン
16番ホール:
- 距離:393ヤード
- パー:4
- 特徴:傾斜の強いグリーンまわり
17番ホール:
- 距離:566ヤード
- パー:5
- 特徴:緩やかな左ドッグレッグ
18番ホール:
- 距離:508ヤード
- パー:4
- 特徴:11個あるポットバンカー
芝の種類
フェアウェイ:
- フェスキュー
ラフ:
- フェスキュー
グリーン:
- ベント
コース攻略のポイント
ロイヤルバークデールは、全英オープン開催コースの中でも「タフだがフェア(Tough but Fair)」と評されるリンクスコースです。フェアウェイは比較的明確で正確なティーショットには報いてくれる一方、左右には深いラフやブッシュが広がり、一度外すとパーセーブも容易ではありません。さらに、硬く引き締まったフェアウェイやグリーン、巧みに配置されたポットバンカー、そして刻々と変化する海風が選手の判断力と技術を試します。全英オープンでは、ティーショットの正確性はもちろん、風を読み切るコースマネジメントと確実なアイアンショットがスコアメイクの鍵となり、その積み重ねがクラレット・ジャグ獲得への大きな分かれ道となるでしょう。


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