FM選手権：TPCボストン コースガイド

FM選手権（FM Championship）が行われるTPCボストンのコース概要、詳細データ、攻略のポイントを紹介します。

コース概要

アメリカ・マサチューセッツ州ノートンにあるTPCボストン（TPC Boston）は、PGAツアーが管理し、プロのゴルフイベントを主催することで知られるトーナメント・プレーヤーズ・クラブ（TPC）ネットワークの一部であり、周辺にはグレート・ウッズ保護地域、メデイロス・ファミリー野生動物保護区、ニッカーソン・ウォーキング・ウッズ保護区が広がるプライベート・ゴルフクラブおよびチャンピオンシップ・ゴルフコースです。

会場から北に40キロには州都ボストン、南に30分の場所にはロードアイランド州プロビデンスがあり、歴史やスポーツ観戦と言った観光スポットで楽しい時間を過ごせるでしょう。

2002年にアーノルド・パーマーが設計、2007年に著名ゴルフコース建築家ギル・ハンスがブラッド・ファクソンと協力して再設計したコースでは、2003年から2020年にかけて17回のPGAツアーイベントを開催しており、そのうち13回はフェデックスカップ・プレーオフ・イベントとなっています。

また、LPGAツアーを開催するのは、今回が初めてとなります。

コースデータ

• 所在地：アメリカ、マサチューセッツ州、ノートン
• 設立：2002年
• 全長：6,598ヤード
• パー：72

【基本セッティング】

【地図】

各ホールの概要

2番ホール：

• 距離：493ヤード
• パー：5
• 特徴：難しいグリーン。

4番ホール：

• 距離：298ヤード
• パー：4
• 特徴：狭いグリーン。

8番ホール：

• 距離：184ヤード
• パー：3
• 特徴：難関ホール。

9番ホール：

• 距離：396ヤード
• パー：4
• 特徴：難関ホール。

10番ホール：

• 距離：402ヤード
• パー：4
• 特徴：難関ホール。

11番ホール：

• 距離：175ヤード
• パー：3
• 特徴：アップヒルと大きなグリーン。

18番ホール：

• 距離：530ヤード
• パー：5
• 特徴：最も難易度の高いホール。

芝の種類

フェアウェイ：

• ペントリオ・ベント

ラフ：

• ケンタッキー・ブルー
• ファイン・フェスキュー

グリーン：

• A-4ベント

コース攻略のポイント

高低差の少ないフェアウェイに対して、巧みに配置されたフェアウェイバンカーを含む58個のバンカーと小さくてアンジュレーションのきついグリーン、10ホールに絡む池や左右のドッグレッグが特徴的な自然の起伏を活かした湿地帯の中にある木々によってセパレートされた林間コースであり、正確なショット力がポイントとなるでしょう。特に8番から10番にかけての3ホールは、このコース最大の難関ホールの1つとなります。

選手のコメント

• タイガー・ウッズ：「グリーンは完璧でフェアウェイは最高」
• ローリー・マキロイ：「楽しくプレーできるコース」
• ジャスティン・トーマス：「大好きなコース」
• キーガン・ブラッドリー：「誰もがプレーしたいと思うコース」